　　　Visa、永住、帰化、国際結婚・離婚　行政書士浅岡正道事務所 Immigration office : Rising Sun 　　

特定技能・航空分野

　特定技能・航空分野

　特定技能ビザで働くことができる１４業種の１つに航空分野があります。航空輸送は経済社会活動や国民生活を支える基盤であり、航空分野の現場で働く方々は安全で安定的な輸送の確保のための重要な役割を担っています。

　しかし、航空分野においては、生産性向上や国内人材確保の取組を進めているものの、即戦力となる航空専門学校の入学者数の定員割れが常態化しており、また、整備士の高齢化等による大量退職への対応も喫緊の課題となっております。　

　航空需要の増加に的確に対応していくことが求められる中、航空機用の特殊な機材や工具を用いて作業を行うという一定の専門性・技能を有する外国人を受け入れることが、日本の航空分野の基盤を維持し、今後も発展させていくために必要不可欠なものとして、特定技能１号により外国人労働者を受け入れることができるようになりました。なお、航空分野においては特定技能２号での受け入れは定められていません。

　以下に、特定技能１号の航空分野における要件や該当する職務内容等を説明していきます。

　なお、特定技能制度の全体的な内容、特定技能１号・２号の要件や違いについては、「特定技能１号・２号とは？」のページをご参照ください。

「特定技能１号・航空分野」要件

　特定技能１号・航空分野において要求される要件には、「技能水準」と「日本語能力」があります。

　技能水準としては国内外で行われている「航空分野技能評価試験（空港グランドハンドリング）」または「航空分野技能評価試（航空機整備）」のいずれかに合格する必要があります。

　また、日本語能力に関しては「国際交流基金日本語基礎テスト」又は「日本語能力試験（N4以上）」の合格が必要です。

　なお、空港グランドハンドリング職種の技能実習２号を良好に修了している方については、技能水準・日本語能力の試験は免除されております。

技能水準

✤特定技能１号・航空分野に求められる技能水準は以下です。

（１）航空分野技能評価試験（空港グランドハンドリング）または航空分野技能評価試験（航空機整備）のいずれかに合格。技能評価試験内については日本航空技術協会のページでご確認ください。

◆なお、空港グランドハンドリング職種の技能実習２号を良好に修了している者は、上記の要件は免除されます。

日本語能力